オオイタ班 中学1年生の活動の様子
オオイタサンショウウオの保全につなげるための基礎研究を行う「オオイタ班」では、中学1年生も日々研究活動を行っています。
東京都立大学で行われた「第17回女子生徒による科学研究発表交流会 集まれ!理系女子」では、高校生ばかりの中で堂々としたポスター発表を行いました。
その日々の取り組みの様子についてご紹介します。
毎日の餌やりの様子
飼育箱のレイアウトも自分たちでしています
中学1年生のテーマは、学校ビオトープがオオイタサンショウウオにとって生存・繁殖していくことができる適した環境かを確かめることです。そのために、屋外実験場の生態系や水質、土壌について調べることで総合的な考察を試みています。
主な活動は放課後で、自分たちで飼育しているオオイタサンショウウオのお世話を通して生態への理解を深めることと、屋外実験場の様子の観察・調査を毎日欠かさず行っています。
また、環境の調査では定量的なデータを集めるための実験や記録も行っています。実験結果のまとめ方、グラフでの表し方も全員で試行錯誤しながら勉強しました。
キットを使った水質検査
屋外実験場の生態系の調査
ボーリングコア資料の記録
グラフ作りの課題
今年の取り組みから新たに様々なことが分かり、その中で疑問も生まれたので、来年からは研究を継続させながらより発展させていく計画をしています。
今後の中学生の研究活動に乞うご期待ください。
