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UTHMと連携してマレーシア環境学習研修を実施①(8/16~21)

8月16日から25日までの10日間、マレーシア・トゥン・フセイン・オン大学(UTHM)のサマースクールに生徒14名が参加しました。前半は、マレーシアの豊かな自然を舞台に、生態系や生物多様性について学ぶフィールドプログラムに取り組みました。
研修のスタートはUTHMのキャンパス見学から。東南アジア一の大きさを誇る図書館や大学内にあるモスク、飛行機の整備場など、大学の施設を見学したほか、日本人クラブのあったバトゥパハの歴史や文化について学び、クルージングも楽しみました。川辺にはワニや大きな鳥がいて、生徒たちは歓声をあげて楽しんでしました。

夜は、現地の中高校生との交流も行いました。マレーシアの中高生による日本語の劇やダンスを披露していただき、盛大な歓迎をしていただきました。
言葉や文化の異なる同世代の生徒たちとの交流は、これから始まる研修への期待を高める時間となりました。


UTHM大学キャンパス内にあるモスク


伝統的な民族衣装を着てモスクへ


マレーシアの中高生との交流会がありました


船から町の風景や動物を見ました

その後は、エンダウ・ロンピン国立公園へ移動し、本格的な自然体験が始まりました。
UTHMの先生方による熱帯雨林の生態系についての講義を受けた後、船に乗って国立公園のジャングルへ。ジャングルトレッキングでは、専門のガイドとともに長時間にわたって熱帯雨林を歩き、日本では見ることのできない植物や熱帯雨林特有の環境を観察しました。
途中で生徒たちはゾウの足跡やフンなどを見つけ、驚きながらも大自然を直接感じることができました。


エンダウ・ロンピン国立公園に到着


ウォーターチュービング


ジャングルの川を渡る


滝で一休み


熱帯の動植物を間近に感じました

続いて訪れたグヌン・レダン国立公園では、植物学や動物学について専門家から学びながら、さらに観察の対象を広げていきました。
植物を観察しながら葉や種子の特徴を学ぶネイチャーウォークのほか、夜にはコウモリやカエルの調査にも挑戦しました。昼間とはまったく異なる表情を見せる夜の森に入り、実際に生き物を探しながら、その生態や調査方法について学びました。


グヌン・レダン国立公園に到着


夜の実習ではコウモリやカエルを捕まえました

翌朝には、双眼鏡などを使った早朝のバードウォッチングを実施しました。鳥の姿だけでなく、鳴き声にも耳を澄ませながらアプリも駆使して観察を行いました。
その後は、ジャングルに生息する昆虫の役割について学び、川での水生昆虫の観察や昆虫採集にも取り組みました。夜には大きな白布と光を使ったライトトラップを行い、光に集まるさまざまな昆虫を間近で観察しました。


バードウォッチングもしました

今回の研修の大きな特徴は、自然を「見る」だけではなく、専門家によるレクチャーで知識を得た後、すぐにフィールドで観察・実践し、その日の活動を振り返るという学びを繰り返したことです。また、大学の先生方だけでなく、大学生・大学院生をはじめとするファシリテーターの方々にも少人数のグループを丁寧にサポートしていただき、生徒たちは疑問に思ったことをその場で質問しながら学びを深めることができました。
熱帯雨林の中を自分の足で歩き、植物に触れ、鳥やカエルの声に耳を澄ませ、夜の森に集まる昆虫を観察するなど、教室や図鑑だけでは得ることのできない体験の連続でした。生徒たちにとって、マレーシアの豊かな生物多様性を実感するとともに、フィールドで自然を観察し、研究することの面白さに触れる貴重な時間となりました。

研修後半は、マングローブ林の観察やハーブ農園、マレーシアの伝統的な村での文化体験などへと続きます。


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